コラム

LINEで浮気の証拠を掴む調査方法とは?裏ワザや注意すべきことも解説

浮気調査をするために、パートナーのLINE(ライン)をチェックしようと考えてはいませんか? 浮気調査の方法を紹介するサイトでは、パートナーのLINEのメッセージをこっそり見る裏ワザなどが解説されています。しかし、それらの情報を鵜呑みにして実行するのにはあらゆるリスクが。 場合によっては法に触れてしまい、あなたの方が処罰される可能性もあるのです。 悪いことをしているのは相手の方なのに、自分がリスクを負うのは避けたいですよね。 そこで、本記事ではラインでの浮気調査で気を付けたいリスクに触れた上で、ラインを使った浮気調査方法について解説。 リスクゼロの浮気調査の方法についても解説するので、ぜひ最後まで読み進めてください。

LINEでの浮気調査はリスクが大きいので要注意!

パートナーのLINEのチェックは、手っ取り早く証拠を掴める浮気調査の方法であるように思えます。 しかし、ラインでの浮気調査は決定的な証拠にはならないことが多く、そればかりかスマホを勝手に操作することで違法となる可能性があるのです。 ラインでの浮気調査で起こりうるリスクを確認していきましょう。

違法となる可能性

ラインを使った浮気調査は、基本的にパートナーに無断でスマホを操作したり、トーク履歴を覗き見をしたりすることになりますよね。 このような行為は、不正アクセス禁止法やプライバシーの侵害に相当するリスクがあります。 具体的には、以下のような行為が法律に違反する可能性があります。

【プライバシーの侵害】

・LINEのメッセージのやり取りを勝手に覗き見る行為

▶メモ
 プライバシーの侵害には、刑事罰が設けられていません。しかし、民法上の不法行為として、損害賠償請求を受けるリスクが生じます。

【不正アクセス禁止法】

・パスワードを入力してLINEアプリを開く行為

・LINEのメッセージを復元・転送する行為

・パートナーのLINEにパソコンからログインする行為

▶メモ

 不正アクセス禁止法を犯した場合は、「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科されます。

ラインを使った浮気調査をリスクがないとして推奨している記事も見かけますが、リスクがないことはありえません。 法律に触れる危険性がある行為であることを理解しておきましょう。

決定的な証拠にならない

LINEで浮気調査を行う上で知っておきたいのは、LINEの浮気調査で入手した情報は、浮気の決定的な証拠にはなりにくいということです。 実際に慰謝料請求の裁判で「不貞行為があった」と判断される証拠とは、肉体関係があることを表すものです。具体的には以下のようなものが挙げられます。

・ラブホテルに出入りする写真や動画

・性行為の写真やそれに近い写真・動画

・肉体関係があったと推測できるメッセージ

そのため、肉体関係があると推測できないラインのやり取りなどについては、証拠として認められにくいとされています。 LINEのメッセージで親密なやり取りがあり浮気をしている事実が確認できても、それを慰謝料請求などに結びつけることは難しいといえるでしょう。 それだけでなく、LINEを勝手に見ていたことがパートナーにバレてしまえば、前述の通り損害賠償請求や刑事罰を受ける可能性もあります。 確実な浮気の証拠を掴み慰謝料請求をしたいと考えている方は、浮気調査のプロである探偵に依頼するのがおすすめです。

浮気調査アプリの利用も同様のリスク

浮気調査アプリとは、相手のスマホにインストールすることで、自分のスマホやパソコンからLINEのメッセージを確認できるアプリです。 LINEをパートナーのスマホでこっそり見る代わりにこの浮気調査アプリを推奨する人もいますが、本記事では推奨しません。なぜなら、LINEを勝手に見るのと同様かそれ以上に違法のリスクがあるためです。 浮気調査アプリを勝手に人のスマホにインストールすると、「不正指令電磁的記録供用罪」や「不正アクセス禁止法違反罪」に問われる可能性が。 実際に、2015年には夫が浮気調査アプリを妻のスマホに無断でインストールしたことで、逮捕される事件もありました。 スマホを遠隔でチェックでき安全なように思える浮気調査アプリですが、同様にリスクがあることを知っておきましょう。 

LINEで浮気調査する方法と裏技

これまでお話してきた通り、LINEでの浮気調査にはあらゆるリスクがあります。 ここではそれでもLINEで浮気調査をしたいという方に向けて、LINEで浮気調査する方法について解説します。 スマホを勝手に操作する方法については前述の通り法に触れるリスクがあるため、自己責任で行うようにしてください。

LINEの通知画面をチェック

まずは、パートナーのスマホにLINEが届いたときの通知を確認しましょう。スマホを操作せずに通知を見るだけの場合は、法に触れる心配はありません。 LINEでメッセージを受信すると、スマホのホーム画面やロック画面に通知が表示されます。初期設定のままであれば相手の名前とメッセージの一部が表示されるため、トークの内容をある程度確認することができます。 一方、本人が通知の設定を非表示にしている場合は「新着メッセージがあります」という通知が表示されるだけです。 もしこうなっていたら、浮気相手から届いたトーク履歴を見られないように通知を非表示にしているのかもしれません。 メッセージが見られなかったとしても、非表示にしている時点で浮気をしている可能性があると推測できるでしょう。

LINEにパスコードをかけていないかチェック

スマホを見られないようにロックをかける人は多いと思いますが、LINEにもロック機能があることをご存じでしたか? 基本的にLINEは、IDやパスワードを入力する必要もなくすぐにトーク画面を開けるようになっていますよね。パスコードロックを設定すると一段階手間が増えるため、普通の人であればロックをかけることはしません。 しかし、浮気をしている人の場合は浮気がバレるきっかけを防ぐために、LINEにパスコードロックをかけていることがあります。本人からすればロックをかければ中身を見られることがなく安心ですが、逆にいえばわざわざロックをかけている時点で浮気をしている可能性が高いと判断できるでしょう。 ちなみに、LINEのパスコードは何度間違えても操作がロックされて使えなくなることはありません。

LINEのトーク履歴を削除していないかチェック

もしパートナーのLINEを操作して見ることができれば、まずはLINEのトーク履歴を確認しますよね。 このとき、浮気をしている人は浮気相手とのLINEのトーク履歴を削除している可能性があることを知っておきましょう。 トーク履歴が削除されている場合、普通の会話をしているようであっても、不自然に途切れていることがあります。 このような場合は待ち合わせの約束や親密なやり取りなど、浮気の証拠になる一部のトークを削除していると考えられるでしょう。

トークが非表示になっていないかをチェック

LINEには、トークを非表示にするという機能があります。 非表示にすればトーク履歴を削除せずにトークリストから存在を消せるため、浮気をしている人はこの機能を活用しているケースがあります。 非表示にしているトークがないかは、以下の手順で確認できます。

①設定画面から「トーク」をタップ

②「非表示リスト」をタップ

③非表示されたトークルームを選択し「編集」をタップ

④「トークルームを再表示」をタップ

トーク履歴の確認が済んだら、トークリストで非表示にしたいトークを長押しし、メニューから「非表示」をタップで再度非表示にできます。 浮気調査が終わったら、忘れずに戻しておくようにしましょう。

リスクなしで行うなら探偵に依頼するのがおすすめ

繰り返しになりますが、LINEでの浮気調査は違法行為になるリスクがあるため、本記事ではおすすめはしておりません。 浮気の疑いがあればついついLINEを見てしまいたくなるものですが、隠れてLINEを見るのも、こそこそ浮気をするのと同じように卑怯な行為。 相手が悪いことをしているのであれば、こちらは正当な方法をつかって正々堂々と戦いましょう。 浮気調査を行うのであれば、プロである探偵に調査を依頼するのが一番確実な方法です。探偵の浮気調査は法律によって認められているため、違法のリスクを犯すことなく安全に浮気調査を進められます。 また、浮気調査の経験豊富な探偵の調査によって、裁判でも有効な証拠を掴める可能性が大幅にアップするでしょう。 費用は内容や状況によっても異なりますが、無料相談で見積もりを出してもらうことが可能です。複数の探偵で見積もりをとってみると良いでしょう。

まとめ

パートナーのLINEをチェックして浮気調査する方法は、違法のリスクが高く、証拠としても弱いためおすすめできません。ど うしてもLINEを使った浮気調査を行いたい場合は、リスクがあることを理解した上で行うようにしましょう。 安全かつ確実に浮気の証拠を集めたいのであれば、プロである探偵に浮気調査を依頼するのがおすすめです。探偵であれば法律に触れる心配もなく、安心して調査を任せられます。 ひとりで悩みを抱えるのではなく、まずは相談してみてはいかがでしょうか。お気軽にコネクト探偵社へお問い合わせください。

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