コラム

浮気調査に使えるボイスレコーダーの選び方と設置場所

「パートナーが浮気をしているかもしれない」と思った時にできる浮気調査方法のひとつに、ボイスレコーダーを使って録音する方法があります。浮気をしている証拠を掴めたとしても、録音方法によっては相手のプライバシーを侵害したり、裁判で証拠としての効力がなかったりする場合があります。そこで、今回はボイスレコーダーの選び方や浮気調査の方法、注意点をお伝えします。

ボイスレコーダーの選び方

ボイスレコーダーを調べると、大きさや最大録音時間の違いなど、さまざまなタイプのものが出てきます。以下の5つのポイントを抑えて、ボイスレコーダーを選ぶと良いでしょう。

 

・電池(バッテリー)の持続時間が長い

・マイクの性能が良い

・録音時間が長い

・小型のもの

・VOR機能があるもの

 

電池(バッテリー)の持続時間が長い

浮気現場の証拠を掴むには、長丁場になる場合があります。浮気現場を抑えようと思っても、肝心な時に電池が切れてしまったら、せっかくのチャンスが無駄になってしまいます。そのため、電池の持続時間が長いものを選びましょう。

 

マイクの性能が良い

性能が良くないボイスレコーダーだと、音が不鮮明で誰の声かわからない場合があります。そのため、周りの雑音を軽減できる、ノイズキャンセル機能が搭載されているものを選ぶと良いでしょう。

 

録音時間が長い

パートナーの行動パターンによりますが、最低でも10時間以上録音ができるものを選ぶと良いでしょう。もし1日中録音したい場合は、30時間以上録音できるタイプがおすすめです。

 

小型のもの

ボイスレコーダーの使用は、バレないことが鉄則です。浮気調査をしていることがパートナーにバレると、警戒され証拠が掴みづらくなってしまいます。そのため、ボイスレコーダーの大きさは、分かりにくい小型のものを選びましょう。

 

VOR機能があるもの

VOR機能とは、ある大きさの音をマイクが感知すると自動的に録音が始まり、音が小さくなると録音は自動的に止まる機能です。そのため、電池や録音の容量の節約が可能です。また、録音の確認時間も音声がある場合しか録音されていなので、確認の時間が少なくすみます。

ボイスレコーダーの設置場所

ボイスレコーダーを設置する場合は、パートナーに気づかれないような場所を選ぶことが重要です。ただし、設置する場所によっては法的な問題が生じる可能性があるため注意をしましょう。例えば、浮気相手の家や別居中のパートナーの住まいに無断で入り、ボイスレコーダーを設置した場合、住居侵入罪に問われる可能性があります。

 

また、パートナーのカバンに無断でボイスレコーダーを仕掛ける場合、夫婦間であってもプライバシーの侵害になる可能性があるので避けましょう。

ボイスレコーダーの主な設置場所は以下の2つです。

・自宅

・自家用車

 

ボイスレコーダーを設置する場合は、隠し場所に細心の注意を払いましょう。ボイスレコーダーが発見されると、パートナーは慎重になり、浮気調査が難しくなる可能性があります。

 

自宅

自宅にボイスレコーダーを設置する場合は、パートナーの自室、リビング、寝室など、パートナーが最もくつろげる場所に設置すると良いでしょう。浮気相手と電話する様子が録音できる可能性が高くなります。

 

自家用車

自家用車内も、浮気の証拠を得るために有効な場所です。プライベートな空間として過ごせるため油断も生じ、浮気相手との会話を録音できる可能性が高まります。

 

設置する場合は、助手席の下やダッシュボード付近が適しています。振動でズレないようにしっかりと固定することが大切です。

 

ボイスレコーダーの音声は裁判で浮気の証拠となるのか

裁判で有効な証拠となるのは、性行為が証明できるものが必要です。しかし、ボイスレコーダーで性行為の現場を抑えることができても、音声のみだと、誰と誰が行っているか明確に判断できないなど、音声だけでは決定的な証拠として認めてもらえない場合があります。

 

ボイスレコーダーの音声を法的に有効な証拠とするためには、以下のような他の証拠と組み合わせることで、証拠として認められる可能性が高まります。

 

・ラブホテルや、浮気相手の家へ出入りする写真

・LINEなどで性行為があったと推測されるメッセージのやりとり

 

ただし、浮気の証拠となる音声を録音できたとしても、浮気相手の自宅に無断で侵入するなど、違法行為によって得た録音は裁判では無効となるので、設置場所には細心の注意が必要です。

 

ボイスレコーダー以外の浮気調査

浮気調査はボイスレコーダーを使用する方法以外にも、さまざまな方法があります。ボイスレコーダーだけだと証拠不十分となる可能性があるので、他の方法でも浮気の証拠を抑える必要があります。

 

・尾行、張り込み、撮影

・ロック解除されていないスマホやPCの確認

・自家用車のカーナビやドライブレコーダーの履歴確認

・GPSを用いた行動履歴の確認

・ショッピングアプリやサイトでの購入履歴の確認

・財布内のレシートなどの確認

・クレジットカードの使用履歴の確認

 

ただし、パートナーのスマホを無断で使用することはプライバシーの侵害になりかねないため、注意が必要です。

 

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自力での浮気調査は精神的な負担がある

浮気調査は自分ですると、精神的な負担がかかります。ボイスレコーダーを使用した浮気調査は比較的簡単ですが、長時間に渡る録音の場合、確認に時間がかかります。

 

浮気の現場を抑えたとしても、パートナーと浮気相手が楽しく話していたり、性行為をしていたりするところを聞いてしまうため、かなりの精神的ダメージを受けるでしょう。自力で浮気調査をする場合、証拠が揃うまでバレないように行う必要があり、時間も精神的負担も大きくなります。

 

自力での浮気調査は限界があります。プロの探偵に依頼することで、調査にかかる時間の短縮や、確実な証拠を掴める確率は高くなります。また、探偵事務所が作成する「調査報告書」は、裁判にを有利に進めることができます。確実な証拠を得たいのであれば、探偵事務所へ相談してみるのも良いでしょう。

 

まとめ

今回は、ボイスレコーダーの選び方や浮気調査の方法、注意点をお伝えしました。

 

ボイスレコーダーは比較的手軽な浮気調査手段の一つですが、法的に有効な証拠となるには音声だけでは不十分です。他の証拠と組み合わせる必要があります。

 

ボイスレコーダーを設置する場合は、自宅や自家用車内に設置をしましょう。行き過ぎて、違法行為をしないようにしましょう。

 

浮気調査では相手に気づかれないことが最優先です。一旦バレてしまうと証拠の入手が難しくなりますので、慎重な調査が重要です。

自力での調査が難しいと感じる場合は、ぜひ浮気調査のプロであるコネクト社へご相談ください!

 

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