コラム

出会い系サイトや、マッチングアプリに潜む浮気の可能性やトラブル

近年ではマッチングアプリを使って趣味の合う友達や恋人を探すことが一般的になっていますが、一昔前までは出会い系サイトを使って出会いを求めていたのが主流でした。
出会いを求めている人達にとっては、出会い系サイトやマッチングアプリは、非常に便利で絶好のツールとも言えるでしょう。

しかし、出会い系サイトやマッチングアプリには、正規の目的に沿った利用をしていない人も多くいます。
浮気するために出会いを求めたり、詐欺やぼったくりといった被害に遭ったりするリスクも非常に多くあります。
もしもパートナーが出会い系サイトやマッチングアプリを使っていることが分かった場合、浮気の可能性に加え、性的・金銭的リスクもあるという事を十分に理解いたしましょう。
そこで今回は、出会い系サイトやマッチングアプリが浮気に発展する可能性や、被害のリスク、その対策についてまとめたものを紹介させていただきます。

出会い系サイトとマッチングアプリの違いとは?

出会い系サイトとマッチングアプリのイメージは同じという人が多いだろうが、異なる点も沢山あります。
「出会い」という目的は共通していますが、マッチングアプリは恋活や婚活が目的であるのに対し、出会い系サイトは遊びや金銭を目的とした出会いに使われ事が多くあります。
つまり、マッチングアプリは健全なユーザーが多く利用しているのに対し、出会い系サイトは正体の分からない悪質なユーザーが多い傾向にあるようです。
また、インターネットの発展による影響もあり、近年になって聞くようになったマッチングアプリは、セキュリティ面でも安全であり、大手を運営する企業は全て健全な企業です。
マッチングアプリを利用するには本人確認が必要で、利用規約もあるので問題と見なされる行動があれば利用制限をかけることもできます。
一方で、出会い系サイトはインターネットが一般的ではない頃に利用されるようになったので、セキュリティや利用規約の安全性は、マッチングアプリに比べて相当低いと言えるでしょう。
そのため、不正ログインや個人情報の流出などのトラブルやリスクが多くあります。
また、業者やサクラといった悪質なユーザーが利用する可能性も高くなっており、不透明な部分が多く、誰でも簡単に利用できる分、相当なリスクもあるのが出会い系サイトなのです。
当時はインターネットが一般的な時代ではなかったため、本人確認やパスワードの設定、利用制限に関するセキュリティが緩く、悪質なユーザーがマッチングアプリより多い傾向があるようです。
マッチングアプリは透明性が高いのに対し、出会い系サイトは不透明な部分が多く、出会い系サイトとマッチングアプリの違いは、セキュリティや安全面に非常に大きな違いがあります。

出会い系サイトやマッチングアプリの使用から浮気に発展する可能性

出会い系サイトやマッチングアプリというと、浮気や不倫を連想する人は多いのではないでしょうか。
しかし、真剣に出会いを求めたり共通の趣味を持つ人を探したりと、目的はそれぞれ異なっているため、一概に浮気や不倫と決めつけるのはよくないでしょう。
では、パートナーが出会い系サイトやマッチングアプリを利用していた場合、浮気や不倫に発展する可能性はどれくらいあるのか?
パートナーがいる状態で、出会い系サイトやマッチングアプリを利用している場合、限りなく浮気や不倫の可能性が高いと言えます。
出会い系サイトとマッチングアプリで、目的や対象ユーザーは多少異なるものの、男女の出会いをサポートするというサービスは共通しているため、パートナーがいて、男女の出会いをサポートするサイトやアプリを利用している時点で、浮気や不倫の可能性は非常に高いと考えていいと思います。
パートナーとの関係に満足していれば、異性と出会う環境に望んで行こうとはしないはずで、出会い系サイトやマッチングアプリを利用しているということは、パートナーとの関係に何かしらの不満を抱えていると考えられます。
出会い系サイトやマッチングアプリが浮気に発展する可能性について言及してきましたが、そもそも出会い系サイトやマッチングアプリを利用している時点で、浮気と疑うのが妥当ではないでしょうか。
出会ってしまえば間違いなく浮気に発展するだろうし、浮気を望んで出会い系サイトやマッチングアプリを利用している可能性は極めて高いと思います。

出会い系サイトやマッチングアプリで浮気をするのはなぜか

実際、出会い系サイトやマッチングアプリを利用して浮気や不倫をしている人は多いため、最近のマッチングアプリでは既婚者の登録ができないようしているものもあります。
同じ目的を持った異性と出会いやすい分、浮気や不倫をするためのツールとして利用されやすい傾向にあります。
だが、なぜ浮気を目的として出会い系サイトやマッチングアプリは利用されるのか?
こちらでは浮気に繋がりやすい特徴についていくつかご紹介させていただきます。

1.簡単に出会える

出会い系サイトやマッチングアプリを利用しているユーザーのほとんどは、出会うことを目的としているため簡単に異性に会うことができます。
向こうからも積極的に会おうとしてくれるため、場合によっては出会い系サイトやマッチングアプリを始めてから即日会える可能性もあり、気軽に異性と会うことができるのです。

2.浮気がバレにくい

出会い系サイトやマッチングアプリで浮気をしたとしても、比較的バレにくい特徴があります。
例えば職場内で浮気したとすると、同じ会社の人にはパートナーの有無を認識されているため、浮気現場を目撃されると指摘されたりパートナーに伝えられたりするリスクがありますよね。
顔見知りが多い分、バレたときのとてもリスクは大きいです。
対して出会い系サイトやマッチングアプリであれば、出会う異性が顔見知りである可能性は非常に低いです。
周囲の人間に浮気しているということを悟られにくく、密かに関係を持つことができるため、仮に一緒にいるところを見られたとしても、言い訳で逃れられることもできます。
生活圏で浮気するよりバレるリスクが低いため、浮気や不倫目的で利用されやすいのです。

出会い系サイトやマッチングアプリで起こり得るトラブルやリスク

出会い系サイトやマッチングアプリは、異性と簡単に出会える反面、トラブルに巻き込まれる可能性も多くあります。
顔が見えない分、プロフィールを偽っていい人を演じることも可能で、実際に会ってみると金銭トラブルや事件に巻き込まれてしまったというケースは、現代のセキュリティが向上したマッチングアプリでも多くあるようです。
そこで、こちらでは出会い系サイトやマッチングアプリで起こり得るトラブルを紹介させていただきます。

1.写真と実際に会った顔が違う

出会い系サイトやマッチングアプリでは、プロフィールのアイコンが第一印象になります。
アイコンに使用する写真がかっこよかったり可愛かったりすれば、異性からのアプローチは増えることが期待されるため、アイコンに使用する写真を加工して掲載する人は非常に多いです。
結果、実際に会ってみると写真と全く違うということになり、写真のイメージで会うため、写真の顔と実際の顔が違っていることから、非常にテンションは下がるでしょう。
写真と実物が違っているからといって金銭的・身体的ト ラブルに発展するわけではありませんが、出会いを期待している人にとっては時間の無駄と感じやすいと思います。
とても軽い被害ではありますが、被害件数としては上位を占める例です。

2.詐欺・ぼったくり

高額なお金を要求されたり、ぼったくりのお店に誘導したりするといった被害事例も非常に多くあります。
「生活に困っていて…」「家族が病気で…」といった理由をつけて高額なお金を払わせようとする詐欺まがいの行為を目的とする悪質なユーザーも一定数いるのです。
投資や儲け話にも注意が必要で、「高いお金を投資すれば何倍にもなって返ってくる」と口説き、支払いが完了した時点で姿を暗ますパターンも有名です。
また、出会った相手と食事を取る店がぼったくりで、お金を払うまで帰さないといった被害もあり、もちろん、請求する金額はかなり高額となります。
しかも請求までの誘導は事前に仕込んであるため、違和感に気付くことは難しく、気付いたとしても、身体的暴力で強引に支払わされる可能性もあるようです。

3.身体目的

恋活や婚活など健全な目的で利用しているユーザーを騙し、身体の関係を要求してくるユーザーも多くいるため注意が必要であります。
身体目的だと、メッセージでのやり取りを面倒くさがりすぐに会おうとする傾向があります。
早く出会って関係を持ちたいという心理から、「いつ会える?」「会ってから話そう」というメッセージを送信してくることが多く、メッセージでのやり取りは相手の性格や趣味を知る重要な過程なのだが、それを飛ばして会おうとするユーザーは身体目的の可能性が高いため、注意が必要です。
身体目的の相手と会ってしまうと、逃げだそうとしても強引に引き留められたりストーカー行為に発展しかねませんし、そのため出会いを急くようなメッセージが多い相手は、身体目的である可能性が非常に高いため注意する必要となります。

4.既婚者との出会い

出会い系サイトやマッチングアプリでは、既婚者が結婚していることを明かさずに利用している場合もあり、不倫目的で使用しているユーザーも多くいらっしゃいます。
不倫相手になっていることに気付けずに好意を抱き、うっかりと関係を持ってしまうと、既婚者の不倫がばれたときのトラブルに巻き込まれてしまいます。
場合によっては慰謝料を請求されたり、「離婚するまで待ってて」と口説かれたりと、こちらに主導権がないまま話を進められてしまいます。
既婚者と関係を持ってしまい、結婚していたという事実を後になって聞かされるケースも多いので、非常に気を付けなければいけません。
ただ、既婚者であるかどうかを判断するのはとても難しいため、相手の行動を細かくチェックしたり、安易にすぐに会ったりしないような対策をとる必要があります。

5.悪質なサイトへの誘導

最近のマッチングアプリは利用規約に反した行動をするユーザーを取り締まれるようになっています。
そのため悪徳なユーザーは行動が制限されることから、別のサイトでやり取りしようと誘導して訪問させ、個人情報を悪用しようとするのです。
マッチングアプリから別のサイトへの登録や利用を促され、いざ訪問してみると、トラブルに巻き込まれるといったお話はよく聞きます。
誘導されて訪れるサイトは、ほとんどが緩いセキュリティで安全が担保されません。
サイトを利用するために入力した個人情報は簡単に流出しやすく、運営者に悪用されやすいでしょう。
また、誘導されたサイトを利用しているユーザーは身体や詐欺・ぼったくりを目的とする悪質なユーザーがほとんどなので、健全な出会いは期待できないと言えます。
更に、メッセージのやり取りにおいては、相手から送信されてきたURLは絶対に開いてはいけません。
出会い系サイトやマッチングアプリとは別のサイトでやり取りしようと誘導してくるユーザーには特に注意が必要です。

出会い系サイトやマッチングアプリで被害に遭わないために気を付けること

出会い系サイトやマッチングアプリは、適切な目的で利用すれば、ちゃんと自分に合った恋人を見つけることができます。
ただ、正規の目的ではなく身体関係や詐欺・ぼったくりを目的とするユーザーも一定数いるため、そうしたユーザーに騙されないように注意しなければいけません。
そのため、こちらではトラブルに巻き込まれないための注意点を紹介させていただきます。

1.個人情報は絶対に伝えない

悪質なユーザーは、上手く会話をコントロールし個人情報を聞きだそうとしてきます。
聞き出した個人情報は悪用されてしまう可能性が非常に高いため、たとえどんなにメッセージのやり取りで親しくなったとしても、絶対に個人情報は伝えないスタンスでいましょう。
実際に会ったり時間をかけて素行を知ったりする中で、この人は信頼できるかどうかを判断していくことがとても重要であります。
メッセージのやり取りだけの段階で、個人情報を伝えるのはあまりに危険な行為です。

2.実際に会うかどうかは慎重に考える

メッセージのやり取りの段階であれば、やり取りしていくうちに危険なユーザーと判断でき、場合によってはブロックしたり返信しなかったりすることで逃げられます。
しかし実際に会ってしまうと写真を撮られたり、自宅の住所や会社を知られたりといったことから、関係を断つことが難しくなります。
出会い系サイトやマッチングアプリで知り合った人と会うときには、必ずトラブルについての対策が必要となります。
例えば、食事をするとなったときに自分が行きつけの店に行くことを事前に約束していれば、ぼったくりの被害に遭う可能性を低くできますし、飲酒やホテル付近での食事を避ければ、身体目的の相手に誘導されずに逃げることができます。
また、トラブルに巻き込まれた際の連絡先や周辺環境を把握しておくことも非常に大切です。
会っても問題なさそうな人かどうかを判断し、会った後も注意深く相手を観察しましょう。
出会い系サイトやマッチングアプリで会う人のほとんどは自分をよく見せようとするため、騙されないように警戒していく必要があります。

3.危険だと思ったらブロックする

出会い系サイトやマッチングアプリを通じて悪質なことを考えているユーザーは、基本的に連絡がしつこい傾向にあります。
執拗にメッセージを送り、都合のいい日を尋ねてきたり、連絡先の交換を要求してきたりします。
危険な雰囲気がすると思ったら、躊躇うことなくブロックするのがおすすめです。
出会い系サイトやマッチングアプリごとの利用規約に反している言動が見られた場合は、運営に報告することで悪質なユーザーの利用を制限してもらえる可能性もあるため、利用規約も把握しておくと何かあったときに役立つかもしれません。
ただ、まずは自身を守らなければいけないので、危険なユーザーだと直感で感じたときは迷わずブロックしましょう。

まとめ

出会い系サイトやマッチングアプリで出会いを求める人が増えている一方で、いい人を振る舞って詐欺やぼったくり、勧誘など悪徳な目的のために利用する人もいるため、常にトラブルには注意が必要となります。
トラブルに巻き込まれた場合は弁護士、パートナーが出会い系サイトやマッチングアプリを利用して浮気している疑いがある場合は是非コネクト探偵社へご相談ください。
1人で何とかしようとするのではなく、専門家に依頼する方が確実に解決に早く結びつくます。

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